ALC工事施工手順
1. 材料搬入
※材料搬入ではクレーンによる搬入とユニック車による搬入があります。
ALCは軽量気泡コンクリートと言え重量物です。足場・ステージ・搬入口の計画は充分行なう必要があります。

クレーンでの搬入

ステージ~スロープを使った取込み

ユニック車での搬入

ユニック車で差込み

ユニック車での材料取込み

パレットを使って材料運搬

材料仮置き

時にはフォークリフトも使います。
2. 下地鋼材取付
※下地アングル取付でALC建込み精度が決まります。各基準墨に基づき慎重に取付ます。
縦壁は基礎・梁にアングル取付、横壁は柱・間柱にアングル取付となります。

縦壁基礎部アングル取付

縦壁上部アングル取付

縦壁アングル取付完了(本溶接前)

横壁アングル取付

横壁アングル取付

横壁アングル取付
3. ALCパネル準備
※ALC取付の前に各金物を取付ます。
弊社が扱うクリオン社のALCパネルには後設置アンカーの他に埋設アンカーパネルがあり、強度・施工効率に大きく貢献しております。

パネルに金物設置(綺麗な仮置状況)

これが埋設アンカーパネル(DDD・DSパネル)

金物取付

台車にセットし準備完了
4. ALCパネル取付
※ALC建込みはウィンチ等を使って取付を行ないます。時にはレッカー施工もあります。
縦壁編

パネル吊上げ

パネル取付①(向こう側で安全帯使用してます)

パネル取付②

パネル取付完了

取付完了内観

外部欠け補修
横壁編

パネル吊上げ

パネル取付

パネル取付完了

金物溶接①

金物溶接②

金物溶接③

外部欠け補修

外部加工(こういった加工は苦労します)
5. シーリング打設
※ALCパネルは塗装はもちろん、シーリングが漏水を防ぎます。
ロッキング構法となった今は2面接着施工が標準です。

プライマー塗布とボンドブレーカー設置

シーリング材打設

シーリング仕上げ