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カンボジアの今
ご支援のお願い

2023年11月23日 カンボジア王国友好勲章大十字章を授与されました

2023年11月22日から26日の日程でカンボジアを訪問しました。

11月23日にシェムリアップ州のクナートップチェイ村の小中学校にて盛大に開催された校舎授与式においてカンボジア政府内務省長官兼首相特別補佐官シン・ブンリアン氏より「カンボジア王国友好勲章(サハトレイ勲章)大十字章」が当財団の井上理事長に授与されました。

この勲章の最高位である大十字章はカンボジア国民に貢献した人に友好の印として与えられるもので、クナートップチェイ村の小学校校舎建設や中学校設立をはじめ運動場整備、発電機寄贈など、教育環境整備に対する長年の貢献が評価された結果です。

授賞式にはクナートップチェイ村の住民や生徒など約800名が集まる中、カンボジアの国営放送も取材に訪れました。井上理事長は、スピ-チの中で「約20年前、ここを訪れた際には自然そのものの農村地帯でしたが、あばら家同然の小学校校舎を見てショックを受け支援を始めました。中学校開設までこぎつけられたのは我々の力だけでなく、日本のみなさまの支援を得ることができた結果です」とご支援いただいた皆様に感謝を述べました。

また、式典では学校の運動場建設支援を行った株式会社大光 金森武代表取締役社長と、電気がない学校に発電機の寄贈を行った株式会社ダイシン 傍嶋重憲代表取締役社長にもカンボジア王国から騎士章のメダルと感謝状が授与され、井上理事長が代理で受けとりました。

式典の最後に、学校の生徒たちに揖斐川工業グループ社員から集めた子供服やノートなどの文具を寄贈しました。

今後もご支援くださる多くの皆様とともに、カンボジア支援の輪を広げていきます。 

カンボジア王国友好勲章大十字章を授与
カンボジア王国友好勲章大十字章を授与

2023年11月19日 名古屋フィルハーモニー交響楽団 演奏会開催

2023年11月19日(日)に名古屋フィルハーモニー交響楽団 特別室内オーケストラ演奏会がフォーラムホテルにて開催いたしました。新聞紙上などでも公募し、約600名の方にご来場いただきました。

コロナ禍でコンサートの開催ができなかったこともあり、昨年につづいてのコンサートの開催となりました。聴衆で会場が満員となる中、モーツァルトの「歌劇【フィガロの結婚】より序曲」の華麗なメロディでスタートしました。今回は森繁久彌の「知床旅情」や「船頭小唄」など、名フィルの演奏で聞くことがなかなかできない曲が演奏されました。アンコールのラデツキー行進曲では手拍子で会場が一体感に包まれる終演となりました。来場されたお客様からは「めったに聞くことがない曲も聞けて感動でした」などのお言葉を頂きました。

また、会場で当財団が継続的に支援を続けるカンボジアのクナートップチェイ村に高校を建設するために寄付のお願いをさせていただいたところ、多くのあたたかいご支援を頂戴いたしました。
今後とも皆さまには変わらぬご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

名古屋フィルハーモニー交響楽団 演奏会開催

カンボジア訪問

学校の先生とのミーティング
学校の先生とのミーティング

2023年5月3日から7日まで当財団の理事長の井上がカンボジアのシェムリアップ、プノンペンを訪れました。

当財団が支援を続けているクナートップチェイ小、中学校を訪問したところ、以前は何もなかった学校の周りに家が建っており、違う場所かと見紛う状態となっていました。

学校の先生に話を伺うと、「村に中学校ができて、教育環境がよくなったことからこの村に移住する人が増え、前回の訪問時では約300世帯の500名が約500世帯の1000名と倍に増えた」とのこと。それに伴い生徒の数も小中あわせて約180名が約280名と大幅に増えていました。

カンボジアは人口が増えている国ではありますが、教育環境を整えることでここまで村が大きくなるとは考えておらず、驚かされるばかりです。カンボジアは日本の高度成長期のような状況で非常に速いスピートで発展を続けていますが、これを持続させるには教育が不可欠です。シェムリアップ市街から遠く離れていても学校に通える環境を整備するため当財団はこのクナートップチェイ村に支援を続けていきたいと思っております。

皆さまには財団の活動についてのご理解・ご支援を引き続きお願いいたします。

久しぶりの記念撮影
久しぶりの記念撮影

クナートップチェイ中学校 現状報告

目録贈呈

カンボジアの義務教育は日本と同じく小学校の6年間と中学校の3年間です。
就学率は年々上がっていますが、中学校では約5割となっています。その中でも、農村部は就学率が低い傾向にあります。

就学率が低い理由には様々なものがありますが、その一つには
「そもそも近くに学校がなく、教育を受ける環境が整っていない」
というものがあります。

私たちが支援したクナートップチェイ村には中学校がなく、一番近い中学校は20kmほど離れたところにあり、多くの生徒は通学できない状況でした。

その2018年の11月に新設したクナートップチェイ中学校も、昨年の秋に6名が初の卒業生がでました。写真のロム・ラー君も卒業して5名が高校に進学したと聞いて大変うれしくなりました。

新設した当時30名の生徒でスタートしましたが、今年度は新入生33名を迎え、生徒数も56人と増えたとのことです。

新型コロナウイルスの感染拡大のため、学校にも訪問できない日々が続いておりますが、支援が形となって、村から進学できる生徒も増えてきました。
皆さまには今後とも当財団の活動にご理解いただき、ご支援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。


2021年4月1日 井上理事長 大垣市功労章を受章

大垣市より井上理事長が公益発展に貢献したとして表彰されました。

当財団の代表理事として、永年にわたって海外との交流活動を支援するなど、国際交流の推進に貢献したこと等が評価され、大垣市の功労章が贈られました。

これは皆様からいただいた永年のご支援、ご協力の賜物でもあります。今後ともご支援、ご協力の程よろしくお願いいたします。

大垣市功労者表彰式
大垣市功労章を受章

2021年3月31日 令和2年度活動状況報告

子供服の整理

今年度は新型コロナウイルスの感染拡大により、海外への渡航をはじめ、人の集まるイベントを開催することができない状況が続きました。
今は我慢の時であると考え、いただいた子供服の整理など、次回の活動に向けた準備などをしております。

今後は感染の終息状況の推移を注視し、昨年度停滞した事業の遅れを取り戻したいと思っております。


ご支援・ご協力いただきありがとうございました

令和年元年6月2日、大垣フォーラムホテルにて「第6回フォーラムコンサート」が開催され、多数のお客様が来場されました。

会場前のロビーに当財団の活動を紹介する映像を流させていただき、子どもたちの未来のため、教育、文化活動支援を来場者にお願いいたしましたところ、多くの募金をいただきました。皆様のご支援、ご協力、心より感謝申し上げます。

今後も当財団の活動にご協力、ご支援いただきますようお願い申し上げます。

ご支援のお願い

カンボジアに中学校を寄贈

平成30年11月3日から7日までの5日間、カンボジアのシェムリアップに井上理事長と岐阜新聞の古家政徳記者、事務局の桐山・嶋上の4名で訪れました。

今回は当財団が継続的に支援しているクナートップチェイ村に中学校を寄贈してまいりました。

クナートップチェイ村はシェムリアップの市街から60km程離れた農村で、当財団が支援を始めた9年前は、屋根も満足にない小学校でした。継続的な支援の結果、立派な小学校になりましたが、小学校を卒業した後、進学したくとも中学校は20kmほど離れたところにあり、通学できない状況でした。その教育環境を大きく変えるべく、財団は小学校に隣接する土地を購入し、今年の4月から中学校建設を進めてきました。

カンボジアに中学校を寄贈
完成した中学校校舎前で記念写真

学校に到着すると、新中学生の生徒たちが出迎えてくれて、先生や地域の人など約150名で中学校の完成を祝いました。

中学校の贈呈式で井上理事長が「しっかり勉強して明るい将来を描いてほしい」とお祝いの言葉を新中学生30名に贈ると、エイン・ソウロン校長先生からお礼の言葉が述べられ、中学生代表のロム・ラー君は「一生懸命勉強する」と約束してくれました。目録を寄贈した後、文具や衣類の寄贈に加えて、中学校完成を記念してマンゴーを植樹しました。

目録贈呈
目録贈呈
記念植樹
記念植樹

 

カンボジアの学校は秋入学となっており、クナートップチェイ中学校は10月末に完成し11月より中学1年生のクラス30名でスタートしました。教育省から認可されたのですが、予算が足りず教科書などの教材や机、椅子、黒板などの付属設備が不足している状況でソウロン校長より支援要請をうけました。

昼からは株式会社大光様よりご支援頂いたサッカーグラウンドでボールを通じてカンボジアの子供たちと交流をしてきました。この今回の訪問は新聞でも大きく取り上げていただき、多くの方々に当財団の長年の活動やカンボジアの教育環境に興味や関心を持ってもらえました。

サッカーを通じての交流
サッカーを通じての交流

来年は教育支援10年の節目の年になります。皆様のご理解・ご協力をいただきながら、さらに活動の幅を広げていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

新聞記事
新聞記事

支援の輪の広がり

当財団に継続的にご支援いただいております 株式会社大光様の株主通信の中で カンボジアの小学校へのサッカーグラウンド寄贈をトピックスとして取り上げていただきました。

多くの方々にカンボジアに関心を持ってもらえる良い機会を与えていただいたことを感謝し、今後、さらに支援の輪を広げていきたいと思います。

株式会社大光様の第68期 株主通信 6ページより抜粋させていただきました

中学校建設報告

日本でも異常気象が続いていますが、カンボジアも例年に比べて雨が多いようです。 雨が多いと工事の進捗が心配でしたが、11月の新学期に向け順調に進んでいると聞いてホッと一安心です。

学校に寄贈したグラウンドもサッカーのワールドカップの影響で、大人気とのことで嬉しいです。

11月上旬に校舎の完成した確認と贈呈のためカンボジアを訪れる予定です。中学校ができて喜ぶ子供たちの顔を見るのが今から楽しみです。

建設中の中学校校舎の様子
建設中の中学校校舎の様子
梁まで完成しました
梁まで完成しました

4/3 中学校建設開始!

小学校の裏の土地を中学校建設用地として無事取得することができ、この4月より中学校の建設を開始しました。

取得した土地は元来田んぼであったため、埋め立てが必要ということで早速、トラックで土砂を運搬して工事開始です。10月末完成を目指して建設スタッフの皆さんにはがんばっていただいております。

今後の工事の進捗状況を随時お伝えしていきますので、楽しみにお待ちください。

土砂の搬入
土砂の搬入
重機を使っての敷き均し
重機を使っての敷き均し
中学校完成イメージ(手前の校舎)
中学校完成イメージ(手前の校舎)

グラウンド寄贈が新聞記事として掲載されました

当財団の活動が2018/3/28付の岐阜新聞に掲載され、たくさんの方に当財団の活動を知ってもらう機会ができました。

カンボジアに関心を持つ人が増え、支援の輪が広がっていくことを願っております。

今後も当財団の活動にご協力、ご支援いただきますようお願い申し上げます。


カンボジア視察報告 VOL.2

グラウンドの贈呈式とサッカーでの交流

日本食の体験が終わった後、グラウンドの贈呈式を行いました。完成したサッカーグラウンドはご支援いただいた株式会社大光様にちなんで「大光フットボールコート」と名付けられ、同社の秋山様より目録が校長先生に渡されました。それと同時にサッカーボールやチーム分けするためのビブスもプレゼントし、早速、サッカーの試合を行いました。
事務局の若手2名は高学年の生徒たちと一緒に裸足でボールを追いかけました。今の時期のカンボジアは一番暑く、気温は35度でしたが、子供たちは楽しそうにグラウンドを駆け回っており、我々もよい汗を流し楽しむことができました。

クナートップチェイ小学校はグラウンドも完成し、充実した教育環境が徐々に整ってきました。しかし小学校を卒業した後、進学したくとも中学校は20kmほど離れたところにあり、通学できないため諦めている現状があります。カンボジアの教育制度は、日本と同様6年間の小学校と3年間の中学校は義務教育で、無償で教育を受けることができることになっていますが、貧しい農村部では本人にどれだけ意欲があり、能力があったとしても教育の機会が実質的に与えられていません。

私たちはこの現状を変えるべく、カンボジアの新学期が始まる今秋にクナートップチェイ村に中学校を寄贈したいと考え、今回の訪問で建設用地の取得などの調査を行ってまいりました。

皆様と一緒に今の6年生が進学できるような環境を整え、子供たちが夢と希望を育むことができるようにしたいと考えておりますのでご支援、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

グラウンドの贈呈式とサッカーでの交流
グラウンドの贈呈式とサッカーでの交流
グラウンドの贈呈式とサッカーでの交流
グラウンドの贈呈式とサッカーでの交流

カンボジア視察報告 VOL.1

文具などの贈呈と日本食を通じた文化交流

今回の視察はグラウンドの完成に合わせて井上豊秋理事長とご支援いただいた株式会社大光の常務取締役の秋山大介様と事務局2名、総勢4名で3月14日から3月17日の日程でカンボジアを訪問しました。

グラウンドの贈呈式の当日の朝、学校に着くと校庭にカンボジアと日本の国旗を掲げて先生と生徒たちが拍手で私たちを迎えてくれました。ペンやノートなどの文具や揖斐川工業グループの社員の方々からいただいた子供服などを寄贈した後、グラウンドの贈呈式に先立ち学校で200食分の日本のみそ汁を作り、先生や生徒たちと食を通じた異文化交流を行いました。(この交流で使用した食材も株式会社大光のご厚意によりご提供いただきました)はじめて口にする子供たちは興味津々で、パンにつけて食べる子もいれば、そのまま飲む子など十人十色の反応でした。

学校には手洗い場ができ、設備は少しずつ充実してきましたが、それと同時に「食べる前には手を洗う」という基礎的な生活習慣を身につけさせる衛生教育必要だと感じさせられました。

文具などの贈呈と日本食を通じた文化交流
文具などの贈呈と日本食を通じた文化交流
文具などの贈呈と日本食を通じた文化交流
文具などの贈呈と日本食を通じた文化交流

ご支援に心から感謝いたします

平成30年2月13日に愛敬会様より、20万円をご寄付いただきました。ご支援いただきましたご寄付はカンボジアの貧しい農村部で生活している子どもたちが、継続的に学校で学べる環境をつくるために活用させていただきます。

目録

私たちが支援しているクナートップチェイ小学校は校舎も増え、カンボジアの小学校として充実した教育環境が徐々に整ってきました。しかし小学校卒業した後、中学校に進学したくとも、家から中学校が遠くて通学できないため諦めている現状があります。カンボジアの教育制度は、日本と同様6年間の小学校と3年間の中学校は義務教育で、無償で教育を受けることができることになっていますが、貧しい農村部では本人にどれだけ意欲があり、能力があったとしても教育の機会が実質的に与えられていません。

この3月に中学校の建設調査のためカンボジアを訪問する予定です。
今の6年生が進学できるような環境を整えたいと思っておりますので皆様のご支援、ご協力の程よろしくお願いいたします。


グラウンド建設進捗状況

現在は土砂の流出を防止する土留め工事が終わり、サッカーゴールの基礎を地中に埋め込む建設が進んでおり、完成まであと一息といった状況です。

雨季には水がつくことも予想されるため、水はけを良くするため真ん中を30cmほど嵩上げし、なだらかに低くなっていく設計になっています。

グラウンドには芝の種を雨季に入ったぐらいの時期にまく予定です。これは子供たちが思いっきり遊ぶことができるようにする目的の他に土砂の流出防止もかねています。

2月中に完成し、3月15日に小学校を訪問して寄贈する予定です。子供たちが喜んでいる姿が今から目に浮かびます。

今回のグラウンド建設は、株式会社 大光 様からご支援をいただき実現することができました。この場を借りまして改めて厚くお礼申し上げます。

カンボジアのこども達への支援の輪を広げていきたいと思いますので、今後とも皆様のご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

嵩上げをして土留め
嵩上げをして土留め
ゴールを建設中
ゴールを建設中
建設イメージ図
建設イメージ図

クナートップチェイ小学校グラウンド建設開始

明けましておめでとうございます。

小学校のグラウンド建設が校長などの立ち合いもと、盛土の搬入や測量がスタートしたとの連絡がカンボジアから届きました。

12月はカンボジアでは乾季なのですが、若干の異常気象の様で、時折雨が降っていますが、現在のところ順調に作業は進んでいます。

子供たちはどんなグラウンドができるのか興味津々といった感じで工事を見ているので、安全には十分配慮して建設を進めていきます。

クナートップチェイ小学校グラウンド建設開始
クナートップチェイ小学校グラウンド建設開始

2017年カンボジア視察報告

11月26日から11月30日までの5日間、カンボジアのシェムリアップに井上理事長と事務局の桐山、山田の3人で訪れました。 今回の目的は支援を続けているクナートップチェイ小学校の現状調査とグラウンド整備事業を進めるための調査をおこなうことでした。

雨季が明け、新学期を迎えた小学校を訪れるとカンボジア国旗と日本の国旗が掲げられており、子供たちが拍手で我々を迎えてくれました。

昨年の9月に寄贈した新しい校舎は教室として利用され、既存の校舎は幼稚園、図書館、職員室として利用されていました。 整理整頓を学ぶ第一歩として作った靴置場を使ってもらえていたことはうれしい驚きでした。現在の小学校の生徒の数は174名で幼稚園の子供たちは21名。日本の団体が支援している学校ということで生徒が集まってきていると校長先生は話してくれました。 先生の数も前回の6名から2名増えて8名となり、活気あふれる学校で子供たちは学んでいました。 子供たちに井上理事長は「頑張って勉強してください」とメッセージを伝え、ペンやノートを生徒一人一人に手渡しました。

今回のもう一つの目的であったグラウンドの建設予定地の測量を行った結果、35m×25mのフットサルコートの建設が可能であることがわかりました。 カンボジアではサッカーも人気があり、3月にはフットサルコートで子供たちがボールを追いかける姿を見ることができるよう整備事業を進めていきたいと思っています。  今後もカンボジアの子供たちへの支援の輪を広げていきたいと考えておりますので、皆様にはご支援、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

2017年カンボジア視察報告
2017年カンボジア視察報告
2017年カンボジア視察報告
2017年カンボジア視察報告

元気あふれる演奏

大垣市立東中学校吹奏楽部の定期演奏会にご招待いただき、10月15日(日)に大垣市民会館に行われた第26回定期演奏会に行ってまいりました。

今年も全日本吹奏楽コンクール県大会、中部日本吹奏楽コンクール県大会、共に金賞を受賞され、県代表として臨んだ東海大会では銀賞を受賞されたという演奏は例年以上に迫力がありとても聴き応えがありました。特に第3部のディープパープルメドレーはもっと聴いていたいと思ってしまう大変素晴らしい演奏でした。この度は若い元気あふれる演奏を聴かせていただきまして、ありがとうございました。

大垣市立東中学校吹奏楽部の更なるご活躍を、心よりお祈り申し上げます。

第26回定期演奏会

ご支援に感謝

平成29年9月23日、大垣フォーラムホテルにて「第3回フォーラムコンサート~秋の調べ~」が開催され、多数のお客様が来場されました。

会場前のロビーに当財団の活動を紹介するボードを掲示し、子どもたちの未来のため、教育、文化活動支援を来場者にお願いいたしましたところ、総額100,022円の募金をいただきました。皆様のご支援、ご協力、心より感謝申し上げます。

この11月にカンボジアを訪問し、寄贈した校舎の運用状況の確認やグランド整備事業、将来の中学校整備事業の調査・検討などを行う予定をしております。

当財団では、これからも教育・文化活動振興に積極的に取り組みたいと考えております。
皆様には当財団の活動をご理解いただき、ご支援賜りますようお願い申し上げます。

ご支援のお願い
第3回フォーラムコンサート~秋の調べ~
第3回フォーラムコンサート~秋の調べ~

カンボジアから笑顔あふれるたより

明けましておめでとうございます。

カンボジアからこどもたちの笑顔あふれるうれしい便りがとどきました。

前回、小学校訪問時に校長先生から「学校にある大型の井戸のポンプが壊れて困っている」という相談を受けました。この井戸は他のNGOが学校に寄贈したもので、施工した建設会社と連絡がつかず、修理してもらえない。乾期になると当財団が最初の校舎を立てた際に掘ったもう一つの井戸も水が枯れてしまうので、水が無くて困ってしまう。当財団に大型井戸の修理をお願いできないかという内容のものでした。

手洗場を作り蛇口をひねれば水が出るという環境を整えて、清潔にすることの重要性等も教えていきたいと思っていたのですが、肝心の井戸が壊れていてはできません。日本へ帰国し、検討の結果、学校建設でお世話になったKHJ Construction Co,.Ltdさんに修理を依頼しました。

校長先生から
「井戸を直して頂いて本当にありがとうございました。水質、水量ともに良好で、水タンクに水をためて、手洗場が使えるようになりました。
子どもたち、先生達も大喜びです。皆様にまた学校に来ていただけることを楽しみにしています」とのメッセージと写真をいただきました。

一過性ではなく、継続的な支援を続けていきたいと思いますので、今後とも当財団の活動にご理解、ご支援の程宜しくお願い申し上げます。

カンボジアから笑顔あふれるたより

カメラータ・ザルツブルク弦楽オーケストラ演奏会開催

11月23日に公益財団法人井上国際交流基金が主催するカメラータ・ザルツブルク弦楽オーケストラ演奏会がフォーラムホテルにて開催されました。新聞紙上などで公募し、インターネットでお申し込みされたお客様など737名の方にご来場いただきました。

熱気あふれる聴衆で会場が満員となる中、テレマンの組曲「ドンキホーテのブルレスケ」が荘厳さも伴いつつ華やかにスタートしました。モーツアルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や「ディヴェルティメント K.136」などが演奏され、弦楽オーケストラの厚みのある美しい旋律が会場中に広がりました。来場されたお客様からは「とても感動した」「素晴らしい演奏会でした」などのお言葉を頂きました。

また、会場ではこの9月に完成したクナートップチェイ小学校の第2校舎をはじめとする当財団の活動を紹介し、カンボジアの子どもたちの未来のために教育支援のお願いさせていただいたところ、多くのあたたかいご支援を頂戴いたしました。

皆様と共にカンボジア支援の輪を広げていきたいと思っておりますので、今後とも当財団の活動にご理解、ご支援の程宜しくお願い申し上げます。

カメラータ・ザルツブルク弦楽オーケストラ演奏会
カメラータ・ザルツブルク弦楽オーケストラ演奏会
カメラータ・ザルツブルク弦楽オーケストラ演奏会

第2校舎寄贈が新聞記事として掲載されました

当財団の活動が岐阜新聞と中日新聞と掲載されました。
たくさんの方に当財団の活動やカンボジアの教育の現状等を知ってもらう機会ができました。

カンボジアに関心を持つ人が増えて、支援の輪が広がっていくことを願っております。

今後も当財団の活動にご協力、ご支援いただきますようお願い申し上げます。

2016/10/2 岐阜新聞掲載
2016/10/2 岐阜新聞掲載
2016/10/7 中日新聞掲載
2016/10/7 中日新聞掲載

平成28年度カンボジア調査・活動報告

9月19日から9月23日までの5日間、カンボジアのシェムリアップに井上理事長と事務局の桐山・山田の3人で訪れました。

今回は、継続して支援しているクナートップチェイ小学校に第2校舎を寄贈する目的でカンボジアに訪れました。

小学校には完成を祝う色とりどりの旗が立ち、雨季真っただ中での完成式典のため、20km離れた所から先生達がテントを借りて設営してくれました。

生徒や地域の人々あわせて160名程の人たちが集まって完成を祝いました。

井上代表理事からモイ・ミエン校長先生に目録を手渡し、文具などを生徒一人一人に手渡しました。井上代表理事から生徒の皆さんに「新しい校舎でがんばって勉強してください」とメッセージを伝えました。

目録を手渡し
新しい校舎

この新しい校舎は子ども達の教室として利用し、既存校舎を図書館、幼稚園、職員室として利用する予定だと校長先生はおっしゃっていました。

第2校舎は靴置場を備え、既存の校舎よりも基礎を上げているため、土汚れを持ってくることも少なく、教室をきれいに使ってもらえることが期待できます。

公益財団法人として認定された当財団の最初の活動としてふさわしい実り多きものとすることができました。

カンボジアの子ども達のための支援の輪を広げていきたいと思いますので、今後ともご支援・ご協力の程よろしくお願い致します。

*今回の活動報告を11月23日(祝・水)に行う当財団主催の「カメラータ・ザルツブルク弦楽オーケストラ」演奏会でパネル展示し、来場者にカンボジアの教育支援を呼びかけます。


2016年8月29日 クナートップチェイ小学校校舎増築工事進捗状況報告10

内部の塗装がはじまりました。白い塗料がまぶしくとてもきれいに仕上がっています。
床のタイルは糸を使って水平、直線を出して貼っていきます。

内部も少しずつ工事が進んで、完成の日が着々と近づいてきています。

内部の塗装
床のタイル

2016年7月21日 クナートップチェイ小学校校舎増築工事進捗状況報告9

校舎の壁にセメントを塗っていきます
校舎の壁にセメントを塗っていきます

校舎の壁にセメントを塗っていきます。また、屋根を支える鉄骨を溶接していきます。 屋根ができてきて、随分建物らしくなってきました。

小学校に寄贈した発電機は電話の充電や、水の汲み上げ、村のイベントなどで大活躍しています。

発電機は電話の充電や、水の汲み上げ
発電機は電話の充電や、水の汲み上げ

2016年6月6日 クナートップチェイ小学校校舎増築工事進捗状況報告8

窓の上に柱と柱に間をつなぐ鉄筋コンクリートを作っていきます。

鉄筋コンクリートを作っていきます
鉄筋コンクリートを作っていきます

校舎裏側の窓の上にスコール時の雨水侵入防止のためのコンクリート製の庇も作りました。
同時に教室の中に石を敷いて、機械で圧力をかけて締め固めて生コンを打つ準備ができました。

写真でもわかるように、雲が増えて本格的な雨季が近付いてきています。

コンクリート製の庇
雲が増えて本格的な雨季が近付いてきています

2016年5月30日 クナートップチェイ小学校校舎増築工事進捗状況報告7

学校の壁が出来てきました。運び込んだ窓やドアを指定の位置に取り付けていきます。

窓やドアを指定の位置に取り付け
窓やドアを指定の位置に取り付け

丈夫な建物にするため、ドアの下にも鉄筋コンクリートの梁を使用しています。
だんだん学校の形に見えるようになってきました。

窓やドアを指定の位置に取り付け
窓やドアを指定の位置に取り付け

2016年5月23日 クナートップチェイ小学校校舎増築工事進捗状況報告6

基礎の次は鉄筋コンクリートの柱の建設です。足場を組んで型枠に上からコンクリートを流し込んで作ります。

基礎を埋め立て、柱と柱の壁をレンガで積んで作っていきます。
木製の窓やドアも運び込まれてきました。

5月はカンボジアの雨季の初めになります、本格的に大量の雨が降ってくる前に作業をどんどん進めていく予定です。

柱と柱の壁をレンガで積んで
柱と柱の壁をレンガで積んで
木製の窓やドア

2016年5月18日 着工式開催&発電機寄贈

平成28年5月6日にクナートップチェイ小学校の新校舎着工式が行われました。式には井上理事長が出席し、工事関係者や先生、村人とともに、工事の安全を祈願いたしました。

その後、発電機2台を小学校に寄贈いたしました。校長先生やこどもたちも大変喜んでいました。この発電機が、カンボジアの暗闇と生徒達の心を明るくしてくれると信じています。

今回の発電機寄贈は発電機やポンプを製造されている 株式会社ダイシン様に当財団のカンボジア小学校支援にご理解を賜わり実現いたしました。この場を借りて改めて厚くお礼申し上げます。

カンボジアのこども達への支援の輪を広げていきたいと思いますので、今後とも皆様のご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

着工式
着工式
発電機寄贈
発電機寄贈

2016年5月9日 クナートップチェイ小学校校舎増築工事進捗状況報告5

基礎が出来てきました。
基礎の柱をレンガで作り、鉄筋をいれてコンクリートを流し込み、生コンの空気を抜く作業を行っています。

生コンの空気を抜く作業
鉄筋をいれてコンクリートを流し込み
基礎の柱をレンガで作り

機械で締め固めを行い、柱と柱をレンガでつないで、鉄筋を入れてコンクリートを流し込む型枠をつくります。

生コンクリートを機械で混ぜて、型枠に流し込みます。

型枠
柱と柱をレンガでつないで
生コンクリートを機械で混ぜて、型枠に流し込み

少しずつですが、小学校の形が出来てきました。


2016年4月29日 クナートップチェイ小学校校舎増築工事進捗状況報告4

運ばれてきた石を基礎の柱となる部分の穴に入れて、機械を使って圧力をかけて締め固めます。
そこにコンクリートを流します。

運ばれてきた石を基礎の柱となる部分の穴に入れて
機械を使って圧力をかけて
締め固めます

次は、基礎の柱となる部分の鉄筋を加工します。
これで来週の基礎の柱を作る工事にすすめます。

基礎の柱となる部分の鉄筋を加工
基礎の柱となる部分の鉄筋を加工

2016年4月22日 クナートップチェイ小学校校舎増築工事進捗状況報告3

クメールのお正月も終わって、工事再開です。
校舎増築に必要な砕石やレンガなどの資材が運び込まれてきました。道具も職人さんも準備完了です。
これから本格的な工事が始まります。

工事再開
工事再開
工事再開

2016年4月18日 クナートップチェイ小学校校舎増築工事進捗状況報告2

カンボジアにはお正月が3回あります。

1月のインターナショナル・ニューイヤー、2月の中国暦の旧正月、そして4月のクメール正月です。4月のクメール正月が一番盛り上がると言われており、小学校の工事も4月13日~18日までお休みとのことです。この時期のカンボジアの最高気温は40度を超す日々が続きます。

スタッフの皆さんに頑張ってもらって、お休み前までに固い土まで深く掘った柱の基礎の穴が全部で25個まで完成しました。

クメール正月で鋭気を養い、お休み明けから工事再開となり、基礎の足場調整がはじまります。

柱の基礎の穴
柱の基礎の穴

平成28年熊本地震で被災された皆様ならびに関係者各位

今回の地震で被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆さまに対し、心よりお悔やみ申し上げます。

今なお余震が続き、被害の全容が明らかになっていない中、 避難生活を余儀なくされるなど多くの方々が不安な生活を送られていると思いますが、 皆さまのご無事を心よりお祈りいたします。


2016年4月11日 クナートップチェイ小学校校舎増築工事進捗状況報告1

校舎増設工事が本格的にスタートしました。
今回の工事は KHJ Construction Co.ltd様 にお願いいたしました。 子供たちの安全のため、現場に入らないようにまず緑の網を張って、工事スタートです。

校舎の建物の全体を支える柱の足となる部分の穴を掘っています。
一番重要なところなので、一か所一か所を丁寧に施工してもらっています。

校舎建設の「はじめの一歩」を踏み出しました。
皆様とともに校舎完成まで見守っていきたいと思います。

緑の網を張って、工事スタート
柱の足となる部分の穴を掘っています
柱の足となる部分の穴を掘っています

2016年4月2日 クナートップチェイ小学校 校舎増設工事開始

公益財団法人として最初に取り組む事業は、クナートップチェイ小学校の校舎増設工事となりました。

校長、村長、学校管理委員会で建設場所を決定し、4月2日に工事がスタートしました。

本格的な雨期入りまでに、基礎工事を完成させるため、作業スタッフの皆さん頑張っていただいております。

今後の工事の進捗状況を随時お伝えしていきたいと思いますので、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。

工事がスタート
工事がスタート
工事がスタート

2016年4月1日 公益財団法人への移行のご挨拶(法人名称変更のお知らせ)

このたび一般財団法人井上国際交流基金は、「公益財団法人」として認定を受け、平成28年4月1日より「公益財団法人井上国際交流基金」として下記の通り、新たな出発をいたしました。

今後も幅広い分野で国際的な交流をはかり、これからの地域を担う若者の教育や文化活動の機会を支援し、感情豊かな人材育成に貢献すること等を目的として活動してまいります。

今後とも、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

1.新旧名称 新法人の名称:「公益財団法人井上国際交流基金」
旧法人の名称:「一般財団法人井上国際交流基金
2.移行日 平成28年4月1日
3.所在地等 所在地、電話番号等につきましては変更ございません。
4.権利・義務 公益財団法人への移行後におきましても、法令に基づき法人としてその同一性を持ち存続しております。

以上


2016年2月 助成事業のご紹介

当財団で助成いたしました団体の活動をご紹介させて頂きます。

スーパーグローバルハイスクール(SGH)として文部科学省から指定を受けている大垣北高等学校の32名と引率の先生3名の方が平成27年12月20日~26日まで海外フィールドワークとして「ベトナム・カンボジア」を訪問されました。

このフィールドワークは、現地の高校生、大学生と英語でのコミュニケーションを実践するだけに止まらず、海外へ進出している岐阜の地元企業がどのように企業運営に取り組んでいるのか、アンコール小児病院やルエル寺子屋など現地事例を実際に目で見て、体験することにより課題解決への意欲や実践力を身に付けることを目的として行われました。

助成事業のご紹介
助成事業のご紹介

高橋校長先生と堀口先生、二人の生徒の方々が2月16日に当財団を訪れ、直接その成果報告を伺いました。生徒の方々からは、今まで自分が常識だと思っていたものが、そうではないことがわかったことの驚きや英語力向上に対する情熱などが強く伝わってきました。今回の体験を一過性のものとするのではなく、今後の自分の進路や将来を考えるなかに活かしてもらえることを期待いたします。

皆様方のさらなる飛躍・発展をお祈り申し上げます。


2016年 カンボジア クナートップチェイ小学校訪問レポート1

平成28年2月2日~ 6日までの5日間、井上理事長と事務局の桐山の2名がカンボジアのシェムリアップを訪れました。今回の訪問では、いただいた子供服や文具をクナートップチェイ小学校の子どもたちに寄贈いたしました。

エイン・ソウロン校長先生に学校の現状を確認したところ、先生の数は昨年訪問時の3人から5人に増え、生徒数は小学校へ上がる前の幼稚部を含め136名。隣にできたゴム農園から通ってくる子供たちが増えていました。

また、従来は倉庫兼職員室として建設した木造の校舎を、現在は増えた先生の宿舎にしているため、手狭になっていました。

クナートップチェイ小学校訪問
クナートップチェイ小学校訪問

今回は前回撮影した写真をアルバムにして各クラスに配布し、名前や年齢などを調査し、顔と名前がわかるようにしました。また、日本の行事として「節分」を紹介し、生徒の皆さんの健康を祈念し豆まきを行いました。生徒達は豆を食べて満面の笑顔でした。

校長先生からは「牛小屋のようだった小学校に、こんなに立派な校舎を立てて頂き、また、何度も訪問していただき、本当にありがとうございます」との感謝の言葉をいただきました。

クナートップチェイ小学校訪問

井上理事長は、小学校の生徒達へ「学校にゴミ箱が置かれるようなったのを見て、とても良いことだと思いました。今後も学校をきれいにしていきましょう」と言葉をかけられました。清掃や手洗い、整理整頓などを直接教育していきます。

今後もカンボジアのこども達の支援を続けていきますので、皆様のご支援、ご協力の程よろしくお願いいたします。


2015年10月18日 助成事業のご紹介

当財団で助成いたしました団体の活動をご紹介させて頂きます。

大垣市立東中学校吹奏楽部の第24回定期演奏会が10月18日(日)に大垣市民会館にて行われました。

全日本吹奏楽コンクール県大会、中部日本吹奏楽コンクール県大会、共に金賞を受賞され、県代表として選ばれたその迫力ある演奏はとても聴き応えがありました。

第2部のハロウィンステージでは、曲に合わせてモンスターが踊るなど趣向を凝らした演出でした。第3部のソロパートの美しい音色も素晴らしかったです。

大垣市立東中学校吹奏楽部の更なるご活躍を、心よりお祈り申し上げます。

第24回定期演奏会

2015年8月22日 助成事業のご紹介

当財団が助成いたしました団体の活動のご紹介いたします。

平成27年8月22日(土)にモンゴル国ジュニアバトミントン選手団19名が西濃地方に来訪され、大垣フォーラムホテルで歓迎式典並びに交流会が行われました。

昨年、垂井町のバトミントンスポーツ少年団がモンゴル国を訪問し、今年は逆に日本でバトミントンを通して国際交流を深められるとのことです。

この日は大垣の花火大会となり、日本文化の体験できるということで喜んでいらっしゃいました。

若い人たちの間で国際交流が深まっていくこと期待しております。皆さまの更なるご活躍を、心よりお祈り申し上げます。

歓迎式典の様子
歓迎式典の様子

2015年3月 当財団協賛の第317回ロビーコンサートが開催されました

2015年3月19日(木)に当財団協賛の第317回ロビーコンサート「どこかで春が、、、歌いましょう、ごいっしょに!」が開催されました。

井上しほみさんの歌声と寺薗玲子さんのピアノで春から夏まで季節の移り変わりを感じ、会場全体が一つになる楽しいコンサートとなりました。

370名以上の沢山のお客様にご来場いただき、ありがとうございました。

ロビーにて当財団のカンボジア支援の紹介を行い、募金活動行わせ頂きましたところ、皆さまから多くの温かいご支援を頂戴いたしました。
(募金総額100,015円)

皆様と一緒になって、カンボジア支援の輪を広げていきたいと思いますので、今後も当財団の活動にご理解、ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。

当財団協賛の第317回ロビーコンサート
当財団協賛の第317回ロビーコンサート

2014年12月 カンボジア小学校訪問・井戸使用状況確認レポート Vol.2

また、前回に引きつづいて井戸基金によって建設した井戸の利用状況をご紹介したいと思います。

井戸は現在25本掘削完了しており、最近掘った2本の井戸の使用状況の確認をしました。 最初の井戸はHIVの患者さんの家に作った井戸で、 シェムリアップ市内から車で1時間半程の場所にありました。HIV患者ということで水を分けてもらえない等の差別を受けていましたが、井戸が出来たおかげで、 バナナの樹も植えられるようになり、家畜も飼えるようになり生活が改善したとのこと。

次の井戸は、そこからさらにでこぼこ道を30分ほど行ったところにありました。そこは栄養失調の双子の赤ちゃんがいる家で、ここでは前述のような生活改善の他に、 井戸の水をお母さんが売って現金収入を得られるようになっていました。(バケツを2つ自転車に積んで、各家庭にある大きな水がめを一杯にするまで水を運んで1ドル!) 「皆様のおかげでこのような井戸を作ることが出来て幸せです」というカンボジアの人の言葉を聞いて、 胸が一杯になりました。

水質のチェック
水質のチェック
野菜もできるようになりました
野菜もできるようになりました

このような生活を改善する井戸を建設するため、 アンコール小児病院に井戸建設資金として2000ドルを寄付いたしました。 現在、4本の井戸を掘る計画があるとのことです。
カンボジアの郊外では充分に水が使える環境はなく、また学習環境も満足なものではありません。 子ども達のための支援の輪を広げていきたいと思いますので、今後ともご支援・ご協力の程よろしくお願い致します。


2014年12月 カンボジア小学校訪問・井戸使用状況確認レポート Vol.1

子ども達に届けました

11月16日から11月20日までの5日間、カンボジアのシェムリアップに井上理事長と事務局の桐山・東の3人で訪れました。
まず、今回の訪問では、多くの方々から頂いた子供服やノートやボールペン等の文具をクナートップチェイ小学校の子ども達に届けました。

その後、カラフルな写真を使い、日本とカンボジアがどのくらい離れているか、 日本とカンボジアの共通点はどこか、など説明をした後、日本の季節や行事を月ごとに紹介しました。

宇宙の中に浮かぶ地球の絵をカンボジアの生徒に見せて「見たことがある?」と聞いてみたら、 「見たことがない」という答えが返ってきたのは驚きでした。 雪を被った富士山の写真や、桜が満開に咲く風景を食い入るように見ていたのは大変印象的でした。

今回、日本の小学生の遊びとして紹介したのは大縄とびです。カンボジアの子ども達は、 やったことが無いようなので跳べるかどうか心配でしたが全くの杞憂に終わり、 みんなで楽しく跳ぶことが出来ました。小学校を毎回訪れるたびに、 大きくなっていくカンボジアの子ども達を見守っていくような支援を今後も続けていきたいと思いました。

食い入るように見ていた
桜が満開に咲く風景

2014年11月 助成事業のご紹介 Vol.2

前回に引きつづいて当財団が助成いたしました団体の活動をご紹介します。

大垣市立東中学校吹奏楽部の第23回定期演奏会が11月2日(日)に大垣市民会館にて行われました。クラシックから、今子供たちの間で大人気の「アナと雪の女王」のシンフォニック・ハイライツまで色々な曲があり、とても楽しい演奏会で、今年も皆さんの元気がこちらに伝わってくる演奏でした。

第23回定期演奏会

大垣市立東中学校吹奏楽部の更なるご活躍を、心よりお祈り申し上げます。


2014年10月 助成事業のご紹介 Vol.1

部活動を見学 合同練習

文化の秋、芸術の秋の季節となりました。

当財団が助成いたしました団体の活動も実りの秋を迎えられたとのことですので、ご紹介いたします。

大垣北高校の生徒の皆さんとカンボジアの高校生サッカー交流団との国際交流が10月24日に行われました。

60名の大垣北高校生徒とカンボジアのサッカークラブに所属する高校生13人がサッカーの授業で、ともに汗を流しました。その後、茶道部や剣道部等の部活動見学を通して日本文化の紹介等も行われました。 来年の3月には、カンボジアで交流を深める予定とのことです。今後、若い人たちの間でも日本とカンボジアの相互理解が深まっていくこと期待しております。


2014年8月 「幸福の泉」募金によるカンボジア 井戸掘削支援 レポ-ト2014

井戸マップ
井戸の地図
画像をクリックするとPDFにて開きます。

平成26年1月29日にアンコ-ルワット小児病院を訪問し、担当者より5つの井戸を掘削計画があると報告を受けていたところ、この4月に5つに井戸すべてが完成し地域の人たちに使っていただけるようになりました。

さらに、4つの井戸を掘る計画があり、今後も当財団はカンボジア シェムリアップ州のアンコ-ルワット小児病院を通じ、この地域の子供たちに新鮮な水を贈ることが出来る様 支援してまいります。


2014年4月 井戸募金はじまりの経緯

幸福の泉

この4月11日(金)に地元の大垣ケーブルテレビの「デイリーUP」というニュース番組で当財団の活動を紹介して頂きました。その中で、当財団の井戸募金をはじめた経緯を尋ねられました。 テレビでは時間の関係上、割愛された部分もありましたので、この場を借りてご説明させて頂きたいと思います。

<井戸募金のはじまり>

昔は、「揖斐川を越えて大垣の地へ着いた」と、この万石で一息いれる人の姿を多く見かけました。 徒歩から車へと交通手段が移り変わったとしても、道行く人の憩いの場となればと、フォーラムホテルに、平成12年7月に清冽な地下水が地下147mから滾々と湧き上がる「幸福の泉」が完成しました。

完成当初から、多くの方々に、この豊富な水をご利用いただき、喜んでおりました。 そんな中で平成17年に、フォーラムホテルの社長であり、当財団の理事長でもある井上が、カンボジアを訪れたところ、カンボジアでは薬を飲むための清潔な水が無くて困っている現状を目の当たりにしました。
「湯水のごとく」という言い回しがあるように、水は豊富に限りなくあるものという意識の私たちには、その現状は衝撃的なものでした。
かなわないことではありますが、「私たちの幸福の泉の水を、このカンボジアに届けてあげたい」という気持ちが湧き上がってきました。

早速、幸福の泉に、カンボジアで井戸を掘るための募金箱を設置したことが、始まりです。今では、多くの皆さまからご支援を頂けるようになりました。

このテレビ放送を通して、より一層支援活動の輪が広がっていくのではないかと思っております。

今後とも皆様のご支援・ご協力の程よろしくお願い致します。


2014年2月 クナートップチェイ小学校訪問

文具や衣類の衣類の寄付を行った
文具や衣類の衣類の寄付を行った
音楽を通じ、生徒達と交流をおこなった
音楽を通じ、生徒達と交流をおこなった

一般財団法人井上国際交流基金は平成26年1月29日から、5日間の日程でカンボジアのシェムリアップ市街から70km程離れたクナートップチェイ小学校を訪問しました。

今回の訪問では、まず、皆様から頂いた子供服や鉛筆や消しゴム、ボールペン、ノート等の文具をカンボジアの子ども達に届けさせてもらいました。

また、同行していただいた揖斐工モーニングエコーの指導者である田中康司様と奥様の海津明誠高校の音楽の先生でいらっしゃる田中久美子様とともに、生徒達の前で日本の歌である「ふるさと」を合唱し、リコーダーで演奏しました。カンボジア国歌、カンボジア民謡「アラピア」をリコーダーで演奏すると、生徒達から自然に歌声が出てきました。大垣市内等の中学校や高校から寄贈して頂いたリコーダーを生徒達にプレゼントし、低学年にはペットボトルのふたを使った、カスタネット作りの工作をおこないました。最後にはリコーダーと作ったカスタネットを使って校庭でカンボジア民謡の「アラピア」の大合唱を行いました。楽しそうな音楽につられて、村の人たちも自然に集まり、大変有意義な交流活動となりました。

幼稚部として使用されている
幼稚部として使用されている
エイン・ソウロン校長、モイ・ミエン村長からのヒアリング
校長、村長からのヒアリング

また、103村の村長モイ・ミエン氏とエイン・ソウロム校長から今後の支援の方向性検討するためにヒアリングを行いました。

その結果・・・

  1. 昨年当財団が支援し、改築した倉庫兼職員室を幼稚部として使用しているが、什器備品が何もないため、机やいすが必要であること
  2. 学校給食を始めようとして、食堂を作ったのだが、壁が無いため、雨季に困ってしまうこと
  3. 図書館を作りたいこと

がわかりました。

また、支援している我々の目からみると、清潔・清掃を実現するために手洗い場など水が使える環境の整備の必要性を感じました。 今後、必要なものに優先順位をつけ、小学校の施設・環境を充実させていきたいと思います。

カンボジアでは、十分に水が使える環境になく、また充分な学習環境がない子ども達がまだ沢山います。その子ども達のために支援の輪を広げていきたいと考えておりますので、皆様のご支援・ご協力の程よろしくお願い致します。

岐阜新聞
2014年2月8日(土)岐阜新聞
画像をクリックするとPDFにて開きます。
中日新聞
2014年2月8日(土)中日新聞
画像をクリックするとPDFにて開きます。

2013年10月27日 大垣市立東中学校吹奏楽部の第22回定期演奏会

本年度の助成団体として選定させて頂きました大垣市立東中学校吹奏楽部の第22回定期演奏会を10月27日(日)に大垣市民会館に聴きに行って参りました。

ステージは3部構成で第1部はコンクールの課題曲など。第2部は雰囲気が変わって、意地悪な姉たちが印象に残るシンデレラの創作劇。第3部は美空ひばりメドレー、シング・シング・シングなどが演奏されました。

生徒さん達のパワーがこちらに伝わってくる演奏で、明日から頑張る力をもらいました。

大垣市立東中学校吹奏楽部の更なるご活躍を、心よりお祈り申し上げます。

第22回定期演奏会

2013年10月1日 「チェコ・フィルハーモニー室内合奏団 特別演奏会」を開催

平成25年10月1日、大垣フォーラムホテルにて当財団主催の「チェコ・フィルハーモニー室内合奏団 特別演奏会」を開催致しました。

名門チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のトップ弦楽器奏者12名による一流の上質な演奏を、多くのお客様にお楽しみいただきました。

当日、ロビーにて当財団が行っているカンボジア支援の紹介を行い、募金活動行わせ頂きましたところ、皆さまから多くの温かいご支援を頂戴し、まことにありがとうございました。

(募金総額:335,000円)

当ホームページで、カンボジア支援の状況を報告させていただきますので、今後とも当財団の活動にご理解、ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。

2013年10月3日 岐阜新聞
2013年10月3日 岐阜新聞
チェコ・フィルハーモニー室内合奏団 特別演奏会

2013年9月13日 チェコ・フィルハーモニー室内合奏団特別演奏会ご招待状発送!

この度は、多数の皆様から「チェコ・フィルハーモニー室内合奏団 特別演奏会」にご応募をいただき、ありがとうございました。厳正な抽選の結果、当選された方々にご招待状を発送させていただきました。是非とも、ご来場を賜り、室内楽の夕べをお楽しみいただきたいと存じます。

また、折角のご応募にもかかわらず、ご希望にお応えすることができなかった皆様、誠に申し訳ございませんでした。今後も地域文化の向上に努めて参りますので、当財団の活動及び運営にご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。


2013年9月3日 多数のお申込みありがとうございました

当財団が平成25年10月1日に開催致しますチェコ・フィルハーモニー室内合奏団特別演奏会に多数のお申込みをいただき、誠にありがとうございました。8月31日をもちまして申し込みを締め切らせて頂きました。

大変多くの方からお申込みを頂きましたので、抽選を行った後、9月10日頃にご招待状を送らせていただきます。今しばらくお待ちくださいませ。


2013年8月9日 チェコ・フィルハーモニー室内合奏団特別演奏会のご案内

厳しい暑さが続いていますが、暦の上ではもう秋となっております。

この秋に、当財団では、「チェコ・フィルハーモニー室内合奏団」を招いて特別演奏会を開催いたします。名門チェコ・フィルハーモニー管弦楽団のトップ弦楽器奏者12名による、一流の上質な演奏を多くのお客様にご堪能いただきたいと思っております。

日常から離れて美しい音楽を聴いていただき、心を癒す良い機会ですので、ぜひ、お申込みくださいませ。

また、当日の会場では、当財団が支援を行っているカンボジア支援の募金活動を実施いたしますので、皆様のご支援、ご協力の程宜しくお願い申し上げます。


2013年5月 カンボジア小学校訪問レポートvol.2

日本にもカンボジアにもお盆があります
日本にもカンボジアにもお盆があります

ご報告が遅くなりましたが、vol.2では小学校の生徒の皆さんとの交流をご紹介いたします。

今回の訪問では、日本という国をもっと現地の生徒達に知ってもらいたいと思い、日本を紹介する紙芝居的な資料を作って持って行きました。

「カンボジアと日本の場所ってどこか知ってますか?というところから始まり、カンボジアと日本の共通点や日本語の「カボチャ」の語源、メコン川にかかる日本とカンボジアの友人の証として作られたカンボジアで最も長い橋である「きずな橋」について等を紹介したところ、生徒達だけでなく、先生まで熱心に話を聞いてくれました。

カンボジアの紙幣 500リエル。きずな橋が印刷されています。
カンボジアの紙幣 500リエル。きずな橋が印刷されています。

また、今回は日本の昔からの遊びを体験してもらうため、独楽や福笑い、けん玉、凧なども持っていきました。はじめは恥ずかしそうにしていた子どもたちでしたが、私たちがやってみせるとイキイキと目を輝かせ、日常には無い娯楽に夢中で楽しんでいました。

この異文化交流を通して、子ども達とも心を通じ合わせることが出来たのではないかと思っています。

空高く舞い上がれ!
空高く舞い上がれ!
どんな顔になるかと興味津々
どんな顔になるかと興味津々
けん玉に挑戦。みんなの笑顔がいいです
けん玉に挑戦。みんなの笑顔がいいです

また、皆さまから頂いた子供服や文具・本なども寄贈し、喜んで頂けました。今後も温かい志をこのような形で継続的にカンボジアの小学校に届けていきたいと思います。カンボジアの子ども達の教育を支えるためにご寄付・ご協力をお願い致します。

幼稚部として使用されている
エイン・ソウロン校長、モイ・ミエン村長からのヒアリング

2013年1月 カンボジア小学校訪問レポートvol.1

今回、皆さまからご支援を頂いております103村小学校改め、クナートップチェイ小学校に国旗掲揚塔、職員室、門や塀などが完成し、現地を訪問して参りましたのでご報告致します。

校庭の真ん中にある国旗掲揚塔
校庭の真ん中にある国旗掲揚塔
Before 骨組みだけ残る旧校舎
Before 骨組みだけ残る旧校舎
After 構造を活かして改修
After 構造を活かして改修

前回の学校訪問時、校長先生から今後の支援のニーズを調査したところ、第一に「国旗掲揚塔が欲しい」とのことでした。調べてみると、確かに全ての小学校に立派な国旗掲揚塔があります。毎朝、国旗を揚げるのがカンボジアの小学校の一日のはじまりだとのことです。

次に、前回訪問時には完全に骨組みだけになってしまった旧校舎。これを改修して職員室と倉庫を作りました。生徒が増えたときにはここも教室にしてもらうことができます。

菜園が広くなりました
菜園が広くなりました
6か月でこんなに大きくなりました
6か月でこんなに大きくなりました

そして、門や柵などの外構。放し飼いされている牛が学校に入ってきて、前回植えたマンゴーが踏み荒らされたり、菜園で作っている野菜を食べられたりしないようにするために作りました。今回、この柵は、学校の先生と私たちの手で完成させました。

先生たちとも暑い中一緒に杭を立て、共通の事を為したという共感が生まれ、距離がより縮まりました。

穴を掘り、一抱えもある太い杭を立てて、突き固めます。
太い杭を立てて、突き固めます
赤土の未舗装の道沿いに出来た立派な学校の門
道沿いに出来た立派な学校の門

また、既存校舎の改修をはじめとした附属設備の整備で学校としての形が一通り整い、数年前までの草葺きの掘立小屋の学校と雲泥の差で、見違えるように立派になりました。

付近の学校とくらべても生徒数が多く、学校に活気が出てきました。

皆さまの温かい志を、今後もこのような形でカンボジアの小学校に届けていきたいと存じますので、ご理解、ご支援の程宜しくお願い申し上げます。

(VOL.2にて、小学校の生徒の皆さんとの交流をご紹介する予定です)


2012年12月

今から7年前の2005年の11月に、この幸福の泉に募金箱を設置して以来、皆様のご支援をカンボジアのシェムリアップ州に、きれいな水を確保できる井戸という形にしてお届けしています。

その寄贈した井戸が、カンボジアのアンコール小児病院の広報誌に紹介されました。
(当ホームページ「2012年6月 カンボジア 103村小学校・井戸現状調査」の井戸です)

皆さまからご支援いただいている、子ども達に井戸を送る活動を、より多くの人にご理解いただき、さらに支援の輪が広がっていくことを願っております。

アンコール小児病院の広報誌に紹介されました

2012年11月

岐阜大学国際交流支援団体交流会に出席

平成24年11月13日に岐阜大学で開催された岐阜大学国際交流支援団体交流会に参加いたしました。当財団が、一部助成いたしました岐阜大学の国際交流活動の現況報告として、岐阜大学上海オフィスの于平(ユー・ピン)氏より「上海で活躍している日本人と卒業後の中国人留学生の現状」についての講演が行われ、興味深いお話を伺うことができました。

民族衣装を身にまとい、故郷のモンゴルの紹介とモンゴルの歌を歌ってくれました
民族衣装を身にまとい、故郷のモンゴルの紹介とモンゴルの歌を歌ってくれました

懇親会では、国際交流を支援する他団体の方々から支援活動について色々参考になるお話を聞くことが出来ました。また、その場に盆踊り大会に来て頂いた内モンゴルからの留学生の方が出席されており、再び交流を深める機会を得ることができました。岐阜大学の国際交流活動のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。


2012年10月21日

今日は、本年度の助成団体として選定致しました大垣市立東中学校吹奏楽部の第21回定期演奏会を聴かせて頂きました。

ステージは3部構成で第1部はコンクールの課題曲など聴きごたえのある選曲。第2部は映画パイレーツ オブ カリビアンの曲と演劇。第3部はノリの良いポップスやディスコヒットメドレーと終幕に近づけば近づくほど、盛り上がりました。

部員数約80名の迫力のあるサウンドはさすが「県下一」と思わせる、聴いている人が元気になるような演奏で、当財団の目的とする「…音楽等を通じて青少年を育成」、「地域の活性化」に合致するものであると確信致しました。

私も皆さんから頂いた元気で、明日からの業務を頑張ろう。そんな気持ちになった演奏会でした。大垣市立東中学校吹奏楽部の更なるご活躍を、心よりお祈り申し上げます。

大垣市民会館大ホール満員の大観衆
大垣市民会館大ホール満員の大観衆
第3部では東日本大震災復興記念プログラムも行われました
東日本大震災復興記念プログラム

2012年6月 カンボジア 103村小学校・井戸現状調査

103村小学校が完成して一年が経ちました。昨年のタイ・カンボジア大洪水の被害は幸いにしてなかったと聞いていましたが、大事に使ってくれているきれいな校舎を見ることができて、まずは一安心いたしました。

子供服や文具などを寄贈
マンゴーの植樹

授業参観の後、皆さまから頂いた子供服や文具などを寄贈し、先生や生徒に大変喜ばれました。

今回の訪問では、校長先生と相談してマンゴーの植樹も行いました。

カンボジアはこれから雨季となり、学校訪問した日も夕立がありましたので、この雨が恵みの雨となり、一本でも多く根付いて、豊かな実りを学校にもたらす日を楽しみに待ちたいと思います。

18本目の井戸

<井戸現状調査>

先日テレビで放映された当財団が寄贈した18本目の井戸はシェムリアップ市内から北へ70km 車で約一時間半程の場所にあり、アンコール小児病院の赤尾和美様はじめ現地スタッフの方々の訪問看護に同行する形で現状を見て参りました。

井戸は汲み上げ式の井戸で、透明な水を沢山出していました。

以前は、この写真に写っているお母さんと子供達で、村長さんの家にある井戸まで1日2往復合計2時間かけて生活に必要な水を汲みに行っていました。

井戸からこぼれた水を活用

現在はその労働から解放され、井戸からこぼれた水を活用して畑を作り、食料事情も改善されていました。

水があるということが、暮らしを大きく変えるきっかけになるのだということ目の当たりにすることができました。

今後も皆さまの温かいお心をカンボジアに井戸という形で届けていきたいと思いますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。


2012年5月

18本目の井戸が完成

18本目の井戸が完成しました。

皆さん大喜びの様子です。早速「野菜の種をまく!」と張り切っていらっしゃるとのことです。

当財団とかかわりの深いアンコール小児病院の看護師 赤尾和美さんの活動をテレビ番組が紹介する際に当財団が寄贈したこの井戸も放映されました。

平成24年4月1日(日)18:30~22:00
「世界で頑張る日本人」
テレビ東京(関東)、テレビ愛知(東海)他

平成24年5月22日からのカンボジア訪問の際に井戸のその後の状況も確認して皆さまにご報告させて頂きます。

皆さん大喜び
18本目の井戸が完成

2012年4月1日 一般財団法人への移行のご挨拶(法人名称変更のお知らせ)

このたび当財団は、平成20年12月に施行されました公益法人改革関連法により、(既存の財団法人は5年以内に一般財団法人もしくは公益財団法人等へ移行することが求められ)平成24年4月1日をもちまして、下記のとおり「一般財団法人井上国際交流基金」へ移行致しました。

当財団は平成9年の発足以来、幅広い分野で国際的な交流をはかることにより、国際親善・相互理解に寄与し、国際社会に対応できる街づくりに貢献すること、及びこれからの地域を担う若者の教育や文化活動の機会を支援し、感情豊かな人材育成に貢献することを目的とし活動を行って参りましたが、一般財団法人移行後も更なる努力、邁進していく所存でございます。

今後とも引き続き、皆様のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

1.新旧名称 新法人の名称:「一般財団法人井上国際交流基金」
旧法人の名称:「財団法人井上国際交流基金」
2.移行日 平成24年4月1日
3.所在地等 所在地、電話番号等につきましては変更ございません。
4.権利・義務 一般財団法人への移行後におきましても、法令に基づき法人としてその同一性を持ち存続しております。

2012年3月

「レイバー・ブラス」演奏会

(財)井上国際交流基金主催「レイバー・ブラス」演奏会開催

3月1日(木)、当財団主催で名古屋フィルハーモニー交響楽団の金管五重奏団「レイバー・ブラス」の演奏会が開催されました。一般公募の方の他、地域の中・高吹奏楽部の生徒さんや指導の先生等をご招待し、総勢768名の方がご来場されました。

皆様には、金管楽器特有のパワフルで華やか、かつ優しい音色でクラシック音楽の名曲から映画音楽まで存分にお楽しみいただきました。


2011年5月

村長へ寄付目録の贈呈

昨年より進めていましたカンボジアへの校舎寄付事業が、遂にシェムリアップ州103村に「103村小学校」として形になりました。5/6に当財団井上理事が現地を訪問し、村長へ寄付目録の贈呈を行いました。

校舎の他、教室の備品(机、椅子、黒板など)も寄贈し、その椅子に笑顔で座る生徒たちを見ると心地よい達成感を感じることができました。

その他、小学校の校庭に寄付した井戸、橋を確認し、今回、日本から持参した洋服とぬいぐるみを生徒たちに贈りました。

一早く、カンボジアの子供たちに落ち着いて学ぶことができる場を提供できるよう進めて参ります。

校舎
教室の備品(机、椅子、黒板など)
INOUE FOUNDATION JAPAN
教室

2010年12月 カンボジア訪問~

学校

12月19日にカンボジアの校舎寄付事業実施に向けての最終確認・打合せのためカンボジアに行って参りました。

カンボジアの学校の現状としては、雨季の激しい雨で校舎が壊れてしまい、机と椅子が申し訳程度のヤシの葉でつくった日よけの下に並べられている他、教室も足りないため、在籍6名の先生のうち3名しか来てもらっていないとの驚きのものでした。そのため学校に来られない生徒が沢山おり、勉強ができる施設が早く欲しいとの真摯な訴えがありました。

早速、この現地の状況を理事会に報告したところ、即日、学校建設の承認を得ることができました。

一早く、カンボジアの子供たちに落ち着いて学ぶことができる場を提供できるよう進めて参ります。

教室
学校

2010年6月

六月二十五日より、皆様から頂いた幸福の泉井戸募金並びに社員やOBの方より頂いた子ども服の寄付と校舎寄付事業実施に向けての現地確認・打合せのためカンボジアへ行ってきました。

すでに、私達が贈った井戸基金で、十二本の井戸が稼働していますが、今回訪れた村ではすべての生活用水がため池の水を利用しており、一刻も早い井戸の普及を痛感しました。

また、校舎も朽ち果て子供たちが落ち着いて満足に授業を受けることのできる環境ではありませんでした。

しかし、子供服を受け取った子供達の笑顔や、以前贈ったキッチンやおもちゃを利用しているのを見ると、着実に皆様の善意がカンボジアで形になっており、嬉しく感じました。

今回のカンボジア訪問では、皆様から頂いた幸福の泉井戸募金の他を合わせて千ドル寄付させていただきました。皆様の貴重な善意を有効に現地で活用してもらうために、現実を見据えた支援の形を考え、より一層カンボジア支援の輪を広げていきたいと思います。

このため池が生活の源です
このため池が生活の源です
学校建設に向け丈夫な橋を寄贈しています
学校建設に向け丈夫な橋を寄贈しています
現在、使用されている校舎です
現在、使用されている校舎です
子供服を贈呈しました
子供服を贈呈しました

2010年2月

「名古屋ヴィルトゥオーゼン」音楽会

(財)井上国際交流基金主催「名古屋ヴィルトゥオーゼン」音楽会開催

2月10日(水)に、当財団主催の「名古屋ヴィルトゥオーゼン(室内アンサンブル)」が開催され、公募のお客様をご招待し、総勢1000名近い方がご来場されました。

皆様には、壮大で迫力あるクラシック音楽を身近で感じていただくことができたと思います。


2009年12月 井上国際交流基金への寄付

当財団の目的・活動へのご賛同により、大垣北高等学校英語部の皆さんから寄付をいただきました。この好意はカンボジアへの井戸支援等に役立てさせていただきます。

大垣東中学校吹奏楽部への支援事業目的の一つである「教育・学術研究・音楽・芸術・スポーツを通じて青少年を育成する事業」が、十月二十五日、大垣市民会館ホールにて第十八回目の定期演奏会として実現されました。この素晴らしい演奏会を通じて得られた経験を活かしていただき、皆さんの更なる活躍を期待しております。


2009年6月

コンバ・オー村のクナートップチェイ小学校

6月初め、新たな財団事業を検討するため、カンボジアを訪問しました。今回は、シェムリアップ市街から北東へ70kmの場所にあるコンバ・オー村のクナートップチェイ小学校を訪問し、この学校の先生・子供たちと交流を深めました。学校教育に関する支援を行うことで、子供たちの明るい未来を実現する手助けとなればと思います。

またアンコール小児病院では、前回寄贈した医療機器が実際に使われているのを見て、病気で苦しむ子供たちの手助けとなっていることを喜ぶとともに、一日も早く回復されることを切にお祈り致しました。

今後も幅広い視野をもった財団活動を行っていきたいと思います。


2009年1月

アンコール小児病院に最新鋭の医療機器を贈呈

1月末、当財団主要事業としてカンボジアへ支援をしてまいりました。

今回は、アンコール小児病院に最新鋭の医療機器を贈呈いたしました。この医療機器で、入院中の子供達の笑顔を取り戻すことができると思います。

また、幸福の泉募金を核とした「井戸基金」のよる井戸の掘削現場を視察してきました。現在では八本目の井戸の掘削が始まっており、着実にカンボジアの皆さんに新鮮な水を贈ることができていることを実感しました。

この他に、子供達に靴や服をプレゼントし、新たに役立てられています。


2008年12月

累計約60万円

平成17年より開始いたしましたカンボジア募金が平成20年12月において累計約60万円となりました。皆様のご協力によりカンボジアへ友情の井戸の輪が広がっております。

今後も井戸の状況について、このページで報告させていただきます。今後とも皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します。


2008年5月

カンボジアに友情の井戸を贈る

カンボジアに友情の井戸を贈る

2005年11月に幸福の泉の横に募金箱を設置し、皆様の温かい善意を募りまして、昨年の3月に「カンボジア井戸基金」として贈呈して以来、確実にカンボジアに友情の井戸の輪が広がっております。

井戸は、オープン式のものとポンプ式の二種類あります。私達の気持ちが井戸として形になり、カンボジアの方々に喜んでいただいております。

今後も、当財団にご理解いたたき、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。


2008年2月

井戸の掘削が始まりました

2007年3月に第1号の井戸が完成し、第2号の井戸はシェムリアップ東部の農村にある訪問看護先の隣地で井戸の掘削が始まりました。これからこの井戸を利用して喜んでいただける方が増え、生活の役に立てれば幸いです

また、「カンボジアに友情の井戸を贈る」と書かれた井上国際交流基金のプレートも完成し、二基の井戸につけていただきます。今後は、第3号の井戸の掘削も予定しております。

写真は井戸第2号工事の様子と井戸に取り付けるプレートです。

「カンボジアに友情の井戸を贈る」と書かれた井上国際交流基金のプレート

過去の活動履歴

過去の活動

2005年1月

岐阜大学の留学生を対象に、地域交流活動優秀奨励賞と環境テーマ別研究活動優秀奨励賞の 表彰式を行いました。

2005年2月

カンボジアの現地にて、アンコール小児病院へおもちゃの寄付を行いました。

2005年11月

カンボジアへの寄付を募るために大垣フォーラムホテル横の幸福の泉に募金箱を設置しました。

2007年2月

2月27日に大垣フォーラムホテルにて、チェコ・フィルハーモニー弦楽四重奏団特別演奏会を行いました。

2007年3月

「幸福の泉」の募金で、カンボジアに井戸が完成しました。

2007年3月

アンコールワット小児病院への支援として病院付属施設であるキッチンの建設資金の贈呈を行いました。

2007年6月

アンコールワット小児病院キッチン完成