3か所の生産拠点の特長を活かし、100作目以上の花苗・野菜苗の生産を行っています。
加湿・冷房・補光等の環境制御を整えて、品質の安定性を高めています。その上で、専門技術スタッフが最適な管理を行い、高品質な苗製品をご提供いたします。
セル成型苗とは蜂の巣状に区分けされたプラスチックトレイで20~90日間栽培された幼苗です。
当社では、最先端の生産設備を導入し、高品質な苗を安定的に生産することで、生産者のみなさまが今まで多大な労力をかけられていた幼苗作りを請け負っています。
当社では、このように様々な面で優位性のあるセル成型苗を70作目以上生産しています。
野菜の接木苗とは、根側(台木)に耐病性の強い品種を、実が成る側(穂木)に味の良い品種の苗の切断面を接合した苗を言います。
当社では茎を斜めに切って接合しています。納期や苗サイズの他に、接木の部位もお客様の希望に応じて生産しています。
セル成型苗の生産風景
【注意点】
接木部分より下に出た芽はすべて取り除く必要があります。
台木の部分が育つと植えたものと違うものができることがあります。
当社では播種による育苗だけでなく、栄養系品種の育苗も行っており、付加価値の高い品種を提案させていただいております。
酷暑を避けるための地理的な手段として、高冷地で育苗するという手法があります。この手法で栽培された苗を当社では山上げ苗と呼んでいます。この山上げ苗を飛騨で生産しております。飛騨の高冷地という気候条件をうまく利用し、下記の作目などについて高品質な苗生産、周年供給に貢献しています。
これらの苗を全11棟の温室、敷地面積にして約2,500坪の大規模施設にて生産しております。自社設計の最先端制御システムを導入し、灌水や日射制御などをコントロールしております。
さらに最終製品のチェックのみはスタッフの目で行うことで均一な製品を作り上げ、品質の安定・向上に努めております。また、製品は全国への発送が可能です。生産品目も上記の例にとらわれることなく、様々な植物に対応できるよう技術の蓄積にも尽力しております。上記以外の作目についてはぜひお問い合わせ下さい。セル成型苗の生産温室